梵:गुण guṇa
英:attribute, quality, kind, requisite, strands…
日:質・特質・要素
グナの意味
グナとは、現実世界を生み出した元素であるプラクリティを構成する、以下の3つの要素。
- サットヴァ(純性)
- ラジャス(激性)
- タマス(惰性)
3つのグナを「トリグナ」と呼ぶこともある。
サットヴァ・ラジャス・タマス、それぞれの解説は以下のリンクから。
用語:サットヴァ
用語:ラジャス
用語:タマス
グナの役割
人間に様々な経験を与えるために、物質世界は生み出される。あるいは元々の主体は「真我」であるとすれば、それを行ったもの自分自身である。
迷妄の末に悟りに至った存在(個我)は、輪廻のループを終えて解脱し、物質世界は消滅する。
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