その場しのぎの気持ち良さと、本質的な気持ち良さ。
その違いに気づくことはとても大切。
バランスが崩れていると、本当はそっちに行ってはいけないことは分かっているはずなのに、行ってしまうことも多いでしょう。
「下り坂」へいくほうが簡単のように見えてしまいます。
一度そっちへ行くのを踏みとどまって内観してみて、
本当に自分のためになる方へ歩き出してみてください。
それは、下っているシーソーの逆側、登り坂。
最初はちょっとしんどいかもしれませんが、
次第にバランスが取れてくることを感じとり、
自分のあるべきところへ近づき、
本質的な気持ち良さを実感できるはずです。
せかせかしている人は、
軽やかに動くアシュタンガヨガ・ヴィンヤサヨガなどを好きになりやすいですが、
体幹を鍛えるヨガやシヴァナンダヨガ・陰ヨガなどを少し続けてみると、
バランスが整ってくるかもしれません。
アーユルヴェーダの観点から言えば、
カパに偏っている人が「甘いものや重たいものや冷たいもの大好き!」と食べ過ぎて体を壊すことはよくありますが、
「あまり好きじゃなかったけど、苦いものやスパイシーなものを食べ始めたら、体調がいい!」のように変えていけると良いですね。