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やりたいことをやるには

やりたいことをやるには

「今はやれない理由」を自分で積み重ねていることに気づく

学生時代も、社会人になってからも、人から「やりたいこと」に関する相談をよくされていた記憶があります。

ほとんどの場合、やりたいことは本人が分かっているので、結論としてはいつも、「やったらええやん」と背中を押します。

そうすると、「今はやれない理由」を自分からどんどん出してきます。

行きたい方向には気づいているのに、現状に執着してしまうことで、余計な考えが生まれてきます。
その余計な考えを、なくしていくように整理してあげるのが、私は得意なようです。

最後にはスッキリして、「よし、やろう!整理できた!ありがとう!」となって別れるのですが、なかなかそううまくはいかないもの。日々の暮らしの中で、余計な考えは次々と湧き上がり、また元のように戻ってしまい、同じような愚痴を聞かされます。

ただ、一歩進んで戻ってきたということは、行きたくない道をずっと歩いているよりも、とても価値のあることです。

次にまた新しい道へ踏み出す時に、一度経験した一歩が確実に有利に働きます。

ヨガをしているときも、日常生活を送っているときも、自分が本当に行きたい方向はどっちなのか、考えずに感じ取るようにしてみましょう。

ついついいつもの心身の使い方が出てきてしまいますが、癖や執着といった余計なものを手放していくことができれば、理に適った自然な心身の使い方へ向かっていけるはずです。

一歩進んでは戻り、一週間あけてヨガのレッスンにきたら、前にできてたことができなくなっていたということもよくあることです。しかし、それを繰り返していけば確実に変化が生まれます。

一見元に戻ってしまっているようにみえても、小さな価値のある変化が心身の中に起こっています。

普通の人には執着があり、今までと違う体の使い方をするのに抵抗が生まれるのも当然のことです。

本来行くべき方向に気づき、執着から生まれる「やらない理由」といった余計な考えを少しずつ手放していきましょう。

やみくもに体をストレッチしようとするよりもまず、執着というストッパーを「少しずつ」外して、心も体も柔軟にした上で、ヨガのポーズや、本来やりたいことへつながる何かを行ってみるのが良いと思います。

やらない理由を考えるにも、エネルギーが要ります。
そのエネルギーを、一歩でも「やる方向」へ向けてみてはいかがでしょう。

≫インドのスワミジの周りに集まった、執着しない人たち

≫同じやり方に執着しない、少しずつ変えて試みる

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

高橋陽介

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