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花粉症対策ヨガ 2024

花粉症対策ヨガ 2024

花粉症に関しては諸説ありますが、ヨガの技法の中に改善の鍵がありそうです

今年は特に花粉症がひどいという人もいるようです。

花粉症対策に関しては過去にいくつか記事を書いていますので、以下の記事などを参考にしてみてください。

参考:花粉症を改善するかもしれない、背骨と自律神経・免疫力を整えるヨガポーズ

先日オフィスヨガのオンラインレッスンで、いつものように花粉症対策ヨガをしたところ、開始時点でくしゃみがすごかった人が45分のレッスン後にはほとんど症状がなくなっていました。鼻も通ったようで、声も綺麗に変わっていました。

花粉症に一度なってしまったら一生治らないとか、いろいろな説がありますが、実際に改善した人を見てきましたし私も改善したので、このレッスンで行っていることの中におそらくヒントがあるはずです。

この記事では、花粉症の原因と対策を改めて簡単にまとめておきます。

この記事の目次

自律神経を整える

花粉症対策のポイントは、自律神経を整えることです。

自律神経が乱れると、免疫の働きが偏り、アレルギー症状につながります。交感神経の緊張が高まったために副交感神経が反射的に緊張してアレルギーに、といったムズカシイ話は一旦置いておいて、シンプルにやるべきことを考えてみましょう。

自律神経を整えるには、背骨を動かし、呼吸を深くすることが有効です。

背骨を動かす

ここでは、チェアヨガでよく行っている流れの中から、花粉症対策・自律神経調整に効果的な部分を抜き出してまとめます。

自律神経は主に背骨を通っているので、姿勢が悪くなったり、背骨が固まったりすると、働きがおかしくなります。

基本的には以下のような動きで、背骨全体をしっかり動かします。気づきを働かせながら、全部の背骨が動いているように注意深く観察しながら行います。

波の動き

ねじり

側屈

参考:チェアヨガ・ベーシック|オフィスや学校で全身を動かせるポーズ集

完全呼吸

胸式呼吸と腹式呼吸を両方行う、完全呼吸です。

胸式呼吸は交感神経、腹式呼吸は副交感神経に関係しています。

お腹の下の方から、胸の上のほうまで全部使って呼吸することで、自律神経のバランスが整ってきます。

吸うときはなるべく鼻から、吐くときは口からでも構いません。鼻がつまっているなら、吸うのも最初は鼻から始めてみても良いです(なるべく空気がきれいなところで)。

片鼻呼吸

左右の鼻は、右鼻が交感神経、左鼻が副交感神経に関係しています。

両鼻がしっかり通っていることが、自律神経のバランスを整える上で重要です。

指で片鼻を塞いで、片方ずつ呼吸する練習をするのが片鼻呼吸です。たとえば「左から4秒吸って、右から8秒吐き、右から4秒吸って、左から8秒吐く」というように往復するのを1セットとして、5セットほど、できれば朝晩行うと良いでしょう。

参考:片鼻呼吸法のやり方・効果

メンタルを安定させる(呼吸と姿勢を整える)

以上のように特別なことをしなくても、常に自律神経のバランスを整える仕組みが働いていれば、花粉症やアレルギー症状や、その他の病気などもなくなるはずです。

常に整えておけるようにする鍵としては、心が安定していることがまず重要です。

心と自律神経は、直接関係しているように思えます。

とはいえ心を整えよう!と思っても、それは通常の意志の力では難しいことが多いでしょう。

そのときに鍵になるのは、やはり呼吸です。呼吸を整えることが、全てを整える鍵になっています。

胸とお腹を全部使って、深く5秒吸って5秒吐く、もっとゆっくりでもいいです。

深い呼吸をするには、姿勢も整っていなくてはなりません。

姿勢を整えるためには、先ほどの背骨を動かす練習が有効です。という感じで、結局全部つながっています。

私も今はそれに関する特別な練習を毎日しているわけではありませんが、花粉症の症状がなくなった状態を維持できています。なるべく姿勢と呼吸を意識する時間を増やしていくと、自然に心と自律神経が整い、花粉症などもなくなっていくと思います。

参考:呼吸を深くする方法・呼吸に関わる筋肉まとめ

参考:ネティ(ネーティ・ジャラネティ・鼻洗浄・鼻うがい)のやり方

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

by 高橋陽介

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