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パドマ padma

梵:पद्म padma
英:lotus

日:蓮華

パドマの意味

パドマとは、「蓮」「蓮華」を意味する言葉で、ヒンドゥー教や仏教では様々なものが蓮華にたとえられ、聖なるものとして扱われる。

蓮華座

ヨーガや坐禅における重要な坐法として「蓮華座(パドマーサナ・結跏趺坐)」がある。

蓮華座(パドマーサナ・結跏趺坐)

坐禅とパドマ

悟りや覚醒の象徴として蓮華のシンボルが用いられることが多い。

坐禅和讃の中では、極楽の境地を「蓮華国」と呼んでいる。

坐禅で用いられる結跏趺坐は、ヨーガではパドマーサナ(蓮華座)と呼ばれ、瞑想に最適な坐法のひとつとして伝えられる。

真言(マントラ)とパドマ

光明真言にも「マニパドメー(蓮華の宝珠)」という言葉が入っており、日本の真言宗では「まにはんどま」と唱えられている。

六字大明呪(六字真言)「オンマニパドメーフーム(オンマニペメフム)」にもパドマが含まれている。クンダリーニヨガの実践などでもよく唱えられるマントラである。

チャクラとパドマ

チャクラもその形から蓮華に例えられることが多く、その花びらの数や色や種字などによって各チャクラのシンボルが描写される。

その光の蓮華の正体は、神経の束である神経叢に、電流が流れることで起こる光であるとする説もある。

ヨガとパドマ

アシュタンガヨガでは、前屈など様々な動きと蓮華座が組み合わされていて、股関節周りの柔軟性を高めるのに有効である。

シヴァナンダヨガでは、レベルが上がるにつれてアーサナと蓮華座を組み合わせるものが増えていく。

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