梵:शरीर śarīra
英:body, solid parts of the body, embodied soul or spirit, dead body…
身・体。
仏・聖者の遺骨を表す「舎利」の語源。
多くのヨーガ哲学において、人間の体を以下の3つに分けて捉える。
- ストゥーラ・シャリーラ(粗大身)
- スークシュマ・シャリーラ(微細身)
- カーラナ・シャリーラ(原因身)
あるいは
- カーリャ・シャリーラ(粗大身)
- リンガ・シャリーラ(微細身)
- カーラナ・シャリーラ(原因身)
という名前で分類されることもある。
同様に微細な体を扱う概念として、5つのコーシャや神智学で定義される各体との対応関係が言及される。
コーシャとシャリーラは、下記のような対応関係となる。
ストゥーラ・シャリーラ(粗大身):アンナマヤコーシャ(食物鞘)
スークシュマ・シャリーラ(微細身):プラーナマヤコーシャ(生気鞘)・マノーマヤコーシャ(意思鞘)・ヴィグニャーナマヤコーシャ(理知鞘)
カーラナ・シャリーラ(原因身):アーナンダマヤコーシャ(歓喜鞘)