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「◯◯しないように」という指示は貴重なヒント

「◯◯しないように」という指示は貴重なヒント

うまくいかないときは「余計なことをしすぎている」ことが多い

物事がうまくいかないとき、「なにかが足りない」というよりも「余計なことをしすぎている」場合がとても多いです。

情報が多すぎる中、余計なことを考えすぎてしまって、前に進めないということも多いでしょう。

ヨガのポーズを正しく進める上でも、「◯◯しないように」(例:余計な力を入れないように)というインストラクションを受けることがよくあると思います。

それに対して「なんだかいろいろ禁止されているようで、窮屈だなあ」と思わないでください。

余計なことをしないようにすれば、余計なエネルギーを使わず、本当に必要なことへエネルギーを集中できます。

外側の筋肉の力を抜けば、本当に必要な内側の筋肉をうまく使うことができます。

余計なことを考えるだけでも、脳にとって大切なエネルギーを結構消費しています。

やらなくていいことは、やらなくていいのです。
それを積み重ねていけば、シンプルで無駄のない美しい振る舞いができるようになります。

ただ、方向性が分からない中で、「◯◯しないように」とだけ言われ続けているのは不安ですね。
たとえば新しい職場で、何をしていいのか分からないうちに「◯◯しないように」だけ言われていたら、ただのストレスです。

方向性(ディレクション)」と「抑制(インヒビション)」を合わせて行っていくことで、進むべき方向へ「集中」「瞑想」していくことができます。

どうしても方向性がわからない!という人は、まず「◯◯しない」を繰り返して余計なことをしないようにしていってみると、必ず自分の中から湧き出してきます。人はそういうふうにできているのだと思います。

参考:ヨガとアレクサンダー・テクニークの似ている点

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

高橋陽介

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