なんでもできてしまったら、この世の中は楽しいでしょうか?
できないことがあるというのは、とても貴重なことです。
できないことを楽しむ。できるようになる過程を楽しむ。
できるようになるために練習を続けて、少しずつ変化していく自分を楽しみましょう。
アシュタンガヨガなど決まった内容のヨガをやっている方によく見られますが、決められたアーサナをできるようになりたいと執着して怪我をしてしまったり、それ自体が目的になってしまって心がヨガに囚われてしまうことがあります。
できないことができるようになるには、一定時間練習するだけではなかなか進まないこともあるでしょう。
実践の場だけでなく、生活全体で悪い癖や習慣を手放していく必要があります。
ヨガはそういうことを気づかせてくれるものです。