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アーサナ(ヨガポーズ)の難易度レベルの考え方

アーサナ(ヨガポーズ)の難易度レベルの考え方

人それぞれ、苦手なものは全く異なります

このサイトでは、個別のアーサナ解説記事にはそれぞれ「レベル(難易度)」を★で表示してあります。

アーサナ(ヨガポーズ)を難易度レベルごとに一覧で並べたページは、以下のリンクから見られます。

アーサナ(ヨガポーズ)難易度レベル分け一覧

ただ、なにを基準に難易度を判断するかは、なかなか難しい問題ですね。人それぞれ、苦手なものが全く異なります。なんでこのアーサナがこのレベルにされているの??と疑問に思うこともあるかと思います。

アイアンガー氏の「ハタヨガの真髄」でも、かなり細かい段階に分けられた難易度が示されていますが、日本では多くの人が難しいと感じるチャトランガダンダーサナがなぜか☆1つですし、基準はアイアンガー氏の経験・直感によるもののようです。

チャトランガダンダーサナ

私のアーサナ難易度の評価基準としては、

  • 日本人の中で、苦手な人が多いと思われるアーサナ
  • 動きが複合的に組み合わさったアーサナ
  • “完成形”をつくるために、深い動きを必要とするアーサナ

といったものを主に高レベルにしています。

とはいえこれらも私の感覚的なものですので、参考程度に考えてください。

それぞれの基準について、簡単に解説します。

日本人の中で、苦手な人が多いと思われるアーサナ

たとえば欧米人にとっては、股関節を動かすアーサナが難しく、特に蓮華座を使ったアーサナが非常に難しいという場合も多いようです。

日本人も椅子中心の生活をしている人(現代ではかなり多いでしょう)にとっては、股関節を動かすアーサナは難しいことが多いかもしれませんが、それでも全体的に見れば欧米人よりは地べたに座る機会が多く、股関節は比較的柔軟なのかもしれません。アジアの中では、かたいほうなのかもしれませんが。

一方、アームバランスポーズや立位ポーズなど筋力が必要になるアーサナに関しては、特に日本ではヨガをしている多くの人は女性なので、難しいと感じる場合が多いかもしれません。そのあたりは欧米の人々にとっては比較的簡単で、むしろ運動量の多いヨガレッスンになるのでそういったアーサナが好まれるということも多いようです。

ざっくりした捉え方ではありますが、文化や身体・メンタルの性質などによって、人々の得意なポーズ・苦手なポーズの傾向が異なってくるように思えます。

サイドクロウ

ウォーリア2

動きが複合的に組み合わさったアーサナ

ヨガのアーサナには、前屈・後屈・ツイストなどのカテゴリーがあります。股関節・肩関節などの動きも考えると、とてもたくさんの「基本的な動きのカテゴリー」があり、それぞれの動きに関して基本となるポーズがあります。

たとえば一番シンプルな前屈ポーズといえば、坐位前屈ではパスチモッターナーサナジャーヌシルシャーサナ、立位前屈ではウッターナーサナなどがあります。

ウッターナーサナ

「難しいアーサナ」になってくると、シンプルな基本的な動きに、他の動きも加わってきます。

たとえば「半蓮華座を組んで、背中から腕を回して足の親指を持って、片脚前屈」アルダバッダパドマパスチモッターナーサナや「片足立ちでバランスをとりながら、挙げた足の親指をつかみ膝を伸ばす」ウッティタハスタパダングシュターサナといった複合的な動きを行うアーサナがあります。

アルダバッダパドマパスチモッターナーサナ

ウッティタハスタパダングシュターサナ

複合的な動きを行うアーサナを深めるには、それぞれの動きに関わる基本ポーズをしっかり練習して熟練しておく必要があります。

たとえばウッティタハスタパーダングシュターサナを深めるには、以下のような基本的な動きを個別に練習するのも良いでしょう。

“完成形”をつくるために、深い動きを必要とするアーサナ

アーサナの”完成形”という考え方にもいろいろな定義があると思いますので、これもひとつの考え方として参考程度にとらえてください。

たとえばヴィラバドラーサナ1の完成形とはどんな形?と考えたとき、前側の膝がしっかり直角まで曲がっていなくても、骨盤の向きが正しかったりといった方向性があっていれば完成形といっても良いわけです。自分なりの深さで、そのときのベストな形で練習すれば良いのです。そのために、私のアーサナ解説記事では「深める方向性」という項目を用意しています。

ヴィラバドラーサナ1

ただ、背中に手を回してつかんだりといった、「わかりやすい完成形」があるアーサナもあります。その完成形に至るために様々な基本動作を深めて組み合わせる必要があるアーサナに関しては、高レベルと判断しても良いかもしれません。

マリーチアーサナD

パドママユラーサナ

アーサナ難易度レベルは、おなじカテゴリー内で比べるのに役立つかも

以上のような基準でレベル分けをしてみていますが、やはり難易度の感じ方は人それぞれかと思います。

どのように難易度レベルを役立てるかというひとつのヒントとしては、同じカテゴリーの中で、相対的にレベルの比較をしてみるのは良いかもしれません。

たとえば立位バランスポーズの中で、ヴリクシャーサナはレベル2にしていますが、ウッティタハスタパーダングシュターサナはレベル4にしています。これは明らかに立位バランスポーズの中ではレベルが上がっているということになります。

立位バランスの基本、木のポーズ(ヴリクシャーサナ)

別のカテゴリー同士、たとえばアームバランスポーズと前屈ポーズなどを比べても、人それぞれ得意分野が異なるので、あまり意味はないかもしれません。

そのように考えて、カテゴリー別にレベルを見てみると、簡単なものから順番に挑戦していくことができて役立つかもしれません。

ちなみに今後の研究や人々の身体の変化などによって、レベル分けは変えていくかもしれません。

参考程度に、以下のページをざっと眺めてみてください。

アーサナ(ヨガポーズ)難易度レベル分け一覧

参考文献

「ハタヨガの真髄_600の写真による実技事典」B.K.S.アイアンガー (著)

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

高橋陽介

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