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変わりたいのか、本当は今のままで良いのか

変わりたいのか、本当は今のままで良いのか

本当はどうしたいのか、潜在的な意志に気づく

変わるためには、どうしたら良いのか?

「やせたい」と口で言いながらも、「食べたい」という意志に負けてしまいます。

「運動しなきゃ」と口で言いながらも、「ゴロゴロしたい」という意志に負けてしまいます。

「ヨガなら続けられるかも?」と思って始めても、「やっぱり怠けたい」という意志に負けてしまいます。

そういったいろいろな意志がうずまきながら、自分も世界も動いています。

ではどんな意志が実現されるかというと、やはり強い意志が実現されるということになるのでしょう。

「やせたい」と言いながらも実現できないとしたら、それよりも強い意志を実は持っているのだと思います。

一番強い意志は、多くの場合、「今のままで良い」というものです。

今がそれほど不幸せでなければ、それを維持しようとします。

その意志は、気づかないまま潜在的に強く働いていることが多いでしょう。

意志が具現化されて、体やモノはつくられています。

強い意志は、よりはっきりと体や世界に現れます。強い意志に気づいていないと、見えない流れに翻弄されてしまいます。

「今のままで良い」と悟ることができれば、それもまた幸せです。足るを知る。

しかし、周りの影響を受けたりして「変わらなきゃ」と散発的に思い立ち、潜在的に働いている「今のままで良い」という強い意志と戦っていると、エネルギーも浪費しますし、自律神経も乱れます。

本当はどうしたいのか?

周りばかり意識せず、自分を観察して、まずは潜在的に働いている意志に気づくことができると良いでしょう。

本当は変わりたくないのでは?

そうではないのなら、「今のままで良い」という潜在的に働いていた意志に気づき、そこに費やされていたエネルギーを、「私はこのように変わるのだ」という新しい意志へと向けられると良いでしょう。

「意志」はすなわち「方向性」であり「圧」であり「エネルギー」です。

潜在的に働いている強い意志が、病気や慢性的な症状を作り出していることもあります。

自分にも世界にも、意志があります。

世界の流れを感じ取って、その流れに乗りたいのか、留まりたいのか、少し逆らってみたいのか、本当はどうしたいのか?

強い意志を持ち続ければ、その意志を反映した体と世界が現れてきます。

意志は、一瞬にして強くもなれば、一瞬にして弱くもなります。

口で言うだけではダメですが、口で言い続けるのもひとつの手です。

劇的に変わるイメージができなくても、体脂肪率1%減らすとか、前屈が1cm下がるようにするとか、一歩先に進む意志だけでも良いわけです。その積み重ねです。

そして変わっていくための意志・エネルギーが湧いてくるようにするには、浪費を防ぎ、滞りをなくすことも有効です。

私のレッスンでは、そんな感じの話やワークを行うことが多いですね。

以下の記事なども参考にしてみてください。

参考:人が変わるための緒(いとぐち)

参考:瞑想・マインドフルネス入門

参考:セルフケア論

参考:行動力を高める「知足:サントーシャ」の解釈(追記)

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

高橋陽介

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