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デーヴァ/デーヴァター deva/devatā

梵:देव deva
英:God, holy
日:神、神聖

梵:देवता devatā
英:Goddess, deity
日:女神

デーヴァ/デーヴァターの意味

デーヴァは「神」、デーヴァターは「女神」を意味する言葉。

「神聖な」を意味する英語のdevineの語源となっているとも言われる。

グルデーヴァ/グルデーヴァター

神聖な師、あるいは師たる神のことを、グルデーヴァ/グルデーヴァターとも呼ぶ。

密教などの修行において、「グルへの礼拝」は大きな要素となっている。

日本では「グルデブ」「グルデーブ」などの表記も見られる。

デーヴァナーガリー

サンスクリット語や、現代のヒンドゥー語では「デーヴァナーガリー」という名前の表音文字が用いられている。

ナーガリー nāgarīは「街」「都市」などの意味の言葉で、デーヴァナーガリーの意味は「神の都市で使われる文字」などと解釈される。

サンスクリット語は主に口伝で伝えられてきたもので、表記に用いられる文字は一定ではない。アルファベッドでも表記されたり、日本では悉曇文字として伝わっていて、デーヴァナーガリーはその中の一つである。

デーヴァーナンダ

スワミの名前として、末尾に「アーナンダ(歓喜)」をつけてデーヴァーナンダという言葉が用いられる。

シヴァナンダヨガの創始者であるヴィシュヌデーヴァーナンダ氏などが著名である。

カーマ・デーヴァ(愛の神)

「カーマ・デーヴァ」という言葉がハタヨーガの教典に登場する。

例えば、ハタヨーガプラディーピカーの内容としてシータカーリープラーナーヤーマのやり方が説明されている節において、以下のような記述がある。

2.54 両唇の間に舌をあてて、シーという音を立ててイキを吸い、イキを吐く時には鼻を使う。これに習熟すると第二のカーマ・デーヴァ(愛の神)となる。

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