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サマスティティヒ(サマスティティ) samasthiti

梵:समस्थिति samasthiti
英:Mountain Pose

山のポーズ・均一で安定した立ち姿勢

タダーサナ(サマスティティヒ)

アシュタンガヨガなどのヴィンヤサヨガのキューイングで用いられる

アシュタンガヨガやヴィンヤサヨガなどで、最初の立ち姿勢に戻るときのキューイング(指示)でもよく用いられる語。

ヴィンヤサヨガでは、立位のアーサナを呼吸とともにつなぎ(ヴィンヤサ)、一連の流れを終えた後にサマスティティヒへ戻る。

「サマ」「スティ」は他の語でもよく用いられる

サマsamaは「均一な」、スティティsthitiは「安定した姿勢」などの意味。

サマという語は、「サマーディ(三昧)」「サマーナ(プラーナの中のひとつ・消化吸収分配などを担う気)」などにも用いられる。

ヨーガスートラでは、アーサナ(坐法)は「快適(スッカ)で安定(スティラ)しているべきである」と指示されている。

स्थिरसुखमासनम्॥४६॥
sthira-sukham-āsanam ॥46॥

(読み)スティラ スッカン アーサナン

(訳)アーサナ(坐法)は、安定していて快適な姿勢である。

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