セルフケアやヨガ・ピラティスの勉強などのために、私が読んできた書籍を紹介していきます。
今回は、「新しいピラティスの教科書/石部美樹 (著)・石垣英俊 (監修)・高橋なぎ (監修)」です。
「新しいピラティスの教科書」石部美樹 (著), 石垣英俊 (監修), 高橋なぎ (監修)
簡単に言うと、どんな本?
ピラティスの効果や始め方、基本となるニュートラルポジションと胸式呼吸、基本的なエクササイズなどを解説している本です。
同様な教科書的な本はたくさんあるかと思いますので、パラパラと見てみて自分に合いそうだと思うものを選んでみると良いかと思います。
後述しますが、私もいくつか比べてみた中で、この本はピラティスの基本となる部分が簡潔にしっかりと解説されているのが良いと思いました。
各エクササイズについては、数枚の写真とともに重要なポイントや呼吸の仕方、簡単バージョンへの調整などが書かれています。
巻末部分には、鍛えたい部分別にエクササイズを組み合わせる例や、効果別インデックスがまとめられています。
どんな人にオススメ?
ピラティスに興味を持ち始めた方や、これから始めてみようと思っている方、初心者の方にオススメです。
ピラティスでは、エクササイズに入る前に、基本となる姿勢(ポジション)や呼吸などを確認しておく必要がありますが、この本でも冒頭でしっかり解説されています。
各エクササイズには複数の写真が使われて詳細に解説されていますが、ピラティスはやはり動きを伴うエクササイズなので、本だけの知識で実践するのは難しいかもしれません。動きを見てから実践したいという方は、DVDや動画を見たり、スタジオで習ってから練習すると良いでしょう。
私個人の読んだ時期・感想
私がこの本に出会ったのは、先に紹介した「YOGAポーズの教科書」と同様に、自分の練習用というよりは「初心者の方に紹介できる本」という目的で探しているときでした。
同様な本はたくさんあるので、そのとき探していたポイントとしては「座位・よつばい・仰向け・うつぶせ・横向きの各姿勢におけるニュートラル・ポジション」が写真で示されているということでした。
私のピラティスベーシッククラスでは仰向けのニュートラルポジションが基本となり、仰向けではすぐにできるようになる方が多いのですが、うつぶせやサイドポジションに移ったとたんに崩れてしまう方が多いため、これらの姿勢におけるニュートラルポジションを確認できる本を持っておくと良いかと思いました。
またこの本ではチェアピラティスへのアレンジもいくつか書かれており、オフィスへの出張レッスンでチェアヨガ・ピラティスを行うことが増えてきていた私にとっては良い参考になりました。
ピラティスはいろいろな姿勢で行えるので習慣にしやすく、仕事の合間などにちょっとした運動を行いたい方にも良いヒントになるかもしれません。
「新しいピラティスの教科書」の目次
- 体との対話のために
- 01 現代人にピラティスが必要な理由 〜ピラティスとは?〜
- 02 ニュートラルを感じて姿勢を整える 〜ピラティスの姿勢〜
- 03 すべては正しい呼吸から始まる 〜ピラティスの呼吸〜
- 04 体が生まれ変わる目的別エクササイズ
【背骨】背骨の準備運動
【お腹】お腹の筋肉を動かす
【背中】背中の筋肉を動かす
【股関節】股関節の筋肉を動かす
【お尻】お尻の筋肉を動かす
【太もも】太ももの筋肉を動かす
【わき腹】わき腹の筋肉を動かす
【胸・肩甲骨・二の腕】胸・肩甲骨・二の腕の筋肉を動かす - 05 理想の体になるためのプログラム
体幹強化
下半身強化
わき腹ひきしめ
座っていつでも
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