「おじいちゃんたら、気持ちだけは若いんだから」
なんて言われないように、心身ともに健康で若々しくいたいものですね。
背骨の柔軟性こそが若さである
ピラティスのベースとなる「コントロロジー」を作ったピラティスさん曰く、「背骨の柔軟性こそが若さである」といいます(気持ちも大事ですが)。
年齢的に若くても、背骨が曲がって固まっていると、身体の機能は老人のようになっていってしまいます。逆に、年齢が高くても背骨が柔軟であれば、いつまでも若くいられます。
背骨の重要性
色々な動き、内臓の働き、神経や脳脊髄液の流れなど、心身を支える基礎になっているのはやはり背骨ですね。もともとは背骨だけの動物、脊椎動物から進化したわけですし、背骨の周りにはとても重要な器官が集まっています。
末端の手先だけ器用になって、背骨がガチガチになっていては、生命活動自体に影響が出てきます。
背骨を柔軟にする運動
たとえばヨガの太陽礼拝は前屈・後屈の動きがあり、まず背骨を動かし始めるには最適なウォーミングアップです。
そしてピラティスには、背骨や骨盤の動きに集中したエクササイズがたくさんあります。
背骨は本来、様々な複雑な動きを行うことができます。
まずは基本的な、
- 波のような動き
- ねじり
- 側屈
を練習すると良いでしょう。
姿勢や偏り、根本的な癖をなおす
ピラティスさんの主張の中にもよくでてきますが、私も良くお伝えしていることとして「悪い習慣・癖を治す」ことが一番重要です。
病気や様々な不調は、悪い癖による偏りを治さない限り、根本的な解決にはなりません。
まずはその気づきを与えてくれるヨガや瞑想、集中的に背骨や骨盤といった体幹部にアプローチするピラティス、うまく組み合わせて良い習慣を作ってみてください。