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セルフケアにも活用できる、ヒーリングや整体の「手技」の種類

セルフケアにも活用できる、ヒーリングや整体の「手技」の種類

治療をすべて人任せにせず、何が行われているのか、自分で感じ取る

整体・マッサージ・ヒーリングなどの施術を受けると、いろいろな手技を用いていることに気づきます。

どんな手技を用いるかは、何にアプローチしているか、どんな目的で行っているか、などによって異なります。

アプローチする対象の例は以下のようなものがあるかと思います。

  • 筋肉・血液
  • 筋膜
  • リンパ
  • 脳脊髄液
  • 神経
  • 気の体(生気体・エーテル体)
  • その他(思考・感情・潜在意識など)

それぞれについて、どんな目的でアプローチするかによっても、用いる手技は異なります。

例えば筋肉をほぐすという際も、血行をよくするため、緊張を解くため、トリガーポイントをなくすため、などいろいろな目的を持って筋肉を触ることになるでしょう。

この記事では、アプローチする対象や目的によってどんな手技が用いられるのか、簡単にまとめてみようと思います。諸説ある部分ですし、治療家の方にはそれぞれコンセプトがあるかと思いますので、私の個人的な見解として捉えてください。

整体を受けるときや、セルフマッサージをするとき、家族にマッサージをしてあげるときなどにも、参考にしてみてください。

プライベートクラスでは、これらの施術とヨガ・ピラティスなどのセルフケアを組み合わせてレッスンを行うことも可能です。

ヒーリング整体とヨガ&ピラティス

この記事の目次

筋肉・血液へのアプローチ

血行を良くする、老廃物を流し、栄養や酸素を届ける

肩を揉むといった、典型的なマッサージはこの目的で行われるかと思います。

血流は、心臓のポンプ運動によって起こりますが、栄養や酸素などを運ぶ動脈は心臓の力で流れるけれども、老廃物などを運んで戻ってくる静脈は、筋肉が働かなければ流れが悪くなると言われています。特に足首と膝の動きに関わる、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋ヒラメ筋など)は「第二の心臓」として重要とされています。

適度な運動を行って筋肉が適度に伸び縮みしていれば、血流が悪くなることはないのですが、適度な運動を行えている人は少ないのかもしれません。

というわけで筋肉に手技を施すことで血行を良くするわけですが、その場合は血行を促進することを意識するので、ポンプ運動をイメージすると良いかと思います。

筋肉に適度な圧を加えて、離す、加えて、離す、リズミカルに刺激を加えます。ただ、強く圧を加えると傷んでしまいますので、痛みが出ない程度の強さでやさしく行うと良いでしょう。

緊張を解く

緊張している筋肉にアプローチするには、強い圧を加えるよりも、やさしくさすったり、手を当てるだけのほうが効き目がある場合が多いです。あるいは、指先でタッピングします。

施術する前に、手をこすり合わせて温めておくとより効果的です。あるいは、蒸しタオルなどを併用するのも良いでしょう。

ガンコなコリは、強く圧を加えると反発を招きます。こういった穏やかな手法のほうが、効き目があるかもしれません。コリの根因は、メンタルの緊張にあります。

トリガーポイントをなくす

トリガーポイントは、押すと強烈に痛み、また離れた場所にも痛みを引きおこす、筋肉内にできる硬結です。

筋肉内の深部にできる場合もあるので、場所によって様々なアプローチを用いる必要があるかもしれません。ピンポイントに圧を加えるための道具を用いたりすることもあるでしょう。

深部にまで効くように、ある程度持続的な圧を加えながら短いストロークでトリガーポイントの上を往復する(ディープストロークマッサージ)といった手法がとられることが多いです。

筋膜へのアプローチ

いわゆる「筋膜リリース」です。

筋膜は、複数の筋肉を包んでつないでいる膜です。筋肉の使い方や姿勢の癖によって、筋膜がよじれたまま固定されてしまうと、痛みやコリなどの慢性的な症状につながるとされています。

ただ、それほど大きな力を生み出せるほど膜が強いわけでもなく、本当にそれらの症状が筋膜が原因になっているのか、まだ科学的に解明されていない部分も多いようです。

しかし筋膜がよじれているから動きにくいというのはなんとなくしっくりくるので、筋膜リリースをして動きをよくしたい、という発想は、イメージとしてはわかりやすいかもしれません。

筋膜リリースの原則は、垂直圧を加えながら平行圧を加えるというやり方です。

リリースしたい場所に指やテニスボールなどで軽い垂直圧をかけながら、すこしズラすような平行圧を加える、もしくは垂直圧をかけながら筋肉を動かすことで、平行圧が加わります。

垂直圧は、わずかな力で良いです。効かせようと思ってあまりぐりぐり力強くやってしまうと、筋肉にアプローチしているのか筋膜にアプローチしているのかわからなくなります。

リンパへのアプローチ

リンパ系は、免疫にも関わる重要な循環系ですが、血液とは異なり心臓のようなポンプがないので、筋肉を動かしたりリンパマッサージなどを行って流す必要があると言われています。

リンパの流れは、末端からリンパ節へ向かって流す方向が基本なので、皮膚に軽い圧を加えながら末端からリンパ節方向へ向かって一方向に流す手技を用います。

肌を傷めないように、オイルを用いたりすることも多いでしょう。

肌に加える圧は、筋膜リリースよりもさらに軽い圧で良いはずです。ただ、あまりに軽いと効いていないような気がしてしまうので、マッサージ店などでのリンパマッサージはそこそこ強めに行うことも多いかもしれません。

脳脊髄液へのアプローチ

血液・リンパ液とともに、重要な3つの循環する体液のひとつとして「第3の体液」と捉えられている脳脊髄液。

脳脊髄液は、脳の中で作られ、脳内と脊椎、仙骨までを循環しています。働きについてはまだ明らかになっていない部分も多いですが、この循環は脳の働きに関わっていると言われます。

脳脊髄液の循環に大きく関わっているのは仙骨で、仙骨の動きが悪くなると脳の働きにも関わります。

ヨガのバンダなど骨盤底筋を用いる技法は、このあたりに関わっています。

脳脊髄液の循環を促進する技法としては、クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)があります。様々な技法が用いられますが、頭蓋骨や仙骨にやさしく触れてわずかな動きを加えるような、自然な動きを導く穏やかな手法が多いです。

骨へのアプローチ

骨を整える技法もたくさんあり、たとえば上記のクラニオセイクラルセラピーの元になったオステオパシーはOsteon(骨)・Pathos(病理・治療)を語源とするように骨にアプローチする考え方です(オステオパシーは、正確には療法というよりは哲学であるとされるようです)。

その他にはカイロプラクティック、整骨など、様々な技法や言葉が世界にあふれていて、骨への施術は人間の健康を考える上で大きなテーマとなっています。

私個人的には、骨は自然に整うものであると考え、自然な動きを導くように心と呼吸を整えるような技法を好んで用います。歪んでいる骨に軽く触れて、わずかな圧を加えておきながら、本人には深い呼吸をしてもらうようにします。

自然に整うということは、自然法則に反することを繰り返すと、自然に歪んでしまいます。

神経へのアプローチ

感覚を導くような手技を用いることで、知覚神経にアプローチする方法もあります。

皮膚を軽くさするなどして表面的な知覚を導いたり、内臓などの深部へ圧を加えて、どんな感覚があるかに気づくように導くといったことを行います。患部をほぐすためというよりも、感覚に気づいてもらうため、というのが主な目的です。

神経を刺激して気づきの領域と深度が拡大すると、意識が向いていなかったところへ気が循環するようになります。

気の体(生気体・エーテル体)へのアプローチ

生物の体を形作って、生命活動を行う原動力となっている体を「気の体(生気体・エーテル体)」と定義します。

鍼灸などの経絡治療は、この体にアプローチする一つの手法です。

気は意識に従って動き、それは思考・感情にも大きく影響を受けます。ストレスなどの特定の感情が湧くと、気が集まってしまいやすいポイントがあります。人によって異なりますが、その多くは頭や首肩、胃腸などです。

気が集まって滞ると、邪気と呼ばれるようになり、アンバランスが生じて様々な病気として現れます。

気を偏らせず、自然に流れている状態に整えるのが、この手技の目的です。

鍼灸などでは「補瀉」という考え方をします。まず滞った邪気を流す「瀉」を行い、それから新鮮な清気を補う「補」を行います。

ヨガの練習や、瞑想なども、実はこの補瀉の考え方を自然に用いています。

用いる手技も、「補瀉」を意識して区別します。具体的な手法は術者の考え方によって様々かもしれませんので、私の考え方を描いておきます。

「瀉」の手法

  • 爪の先や指先、あるいはてい鍼などを軽く皮膚の上に置いて(少しピンポイントな刺激)、そこから邪気が出ていくイメージをする。深いところに滞りがある場合は、少し圧を加えて置く。
  • 邪気が出ていく方向の渦をイメージしながら、軽く手でさすったり、手をかざしたりする。

「補」の手法

  • 指や手のひらを皮膚の上に置くか、触れない程度にかざして、そこに清気が流れ込んでいく・あるいは湧き上がるイメージをする。自分の気を流し込むわけではなく(それをすると、自分が激しく消耗する)、太陽や地球の膨大で優しいイメージが流れ込む、本人の眠っていた活力を湧き上がらせる、といったイメージを用いる。
  • 清気が流れ込んでいく方向の渦をイメージしながら、軽く手でさすったり、手をかざしたりする。
  • 必要に応じて、色や音などの振動エネルギーを用いたりする。

その他の対象へのアプローチ

人は、気の体よりも高次な体もいくつか持っているとされます。

アストラル体(感情体)、メンタル体(意識体)、コーザル体(魂体・原因体)などいろいろな定義がありますが、それらにアプローチする技もあるでしょう。

これらの高次な体は変化が激しく、その変化が少し遅れて気の体へ反映され、そして肉体に反映されます。

たとえば偏った思考や、昔経験した嫌な感情などをいだき続けていると、だんだんと肉体が病気になる、といったことは多くの人が経験しているかと思います。

なので根本的な治療は、魂のもとに思考・感情・生気・肉体が協調して活動している状態に整える、というアプローチになるでしょう。

具体的な方法はここでは述べられませんが、なかなか治らない症状を抱えつづけていたり肉体の次元での悩みから抜けられない人は、もっと根本的なところに原因があると気づいておくのが良いかと思います。

6種類のマッサージ手技療法

「マッサージ」における手技療法として扱われている6種類についてもここにまとめておきます。

術者によって定義や効果は微妙に異なるようですので、参考までに。異なる原因のひとつは、物理的に同じようなことをしているように見えても、アプローチしている対象が異なるからかもしれません。

  1. 軽擦法(けいさつほう)
  2. 強擦法(きょうさつほう)
  3. 叩打法(こうだほう)
  4. 圧迫法(あっぱくほう)・指圧法(しあつほう)
  5. 振せん法(しんせんほう)
  6. 揉捏法(じゅうねつほう)

軽擦法(けいさつほう)

手のひらや指などで患部を軽くこする方法です。摩擦によって皮膚の温度を高め、知覚神経の活性化、血行促進、代謝の促進、細胞の活性化などを目的として行います。

強擦法(きょうさつほう)

軽擦法と揉捏法をあわせた手技で、患部に手を強く当てながらこする方法です。当てながら手を移動させて、力をぬいて、という過程を繰り返すことで、深部にも刺激が届きます。老廃物を流したり、内臓を活性化させたりといった目的で行います。

叩打法(こうだほう)

軽く握ったこぶしや手のひらでリズミカルに叩いて刺激を加える方法です。深部へ達するような強さではなく、表面を軽く刺激する程度の強さで行います。強さや速さを調節することによって、神経や筋肉の、活性化と鎮静化のいずれかの効果を狙って行うことができます。

圧迫法(あっぱくほう)・指圧法(しあつほう)

指や手のひら・指の関節やこぶしなどを用いて圧迫する方法です。血行促進や筋肉・神経への刺激、経絡へのアプローチとしても用いられ、定義や目的は幅広いです。

振せん法(しんせんほう)

手で軽く圧を加えながら、細かくリズミカルに患部を震わせる方法と、手先や足先を持ってブラブラと震わせる方法があります。断続的な刺激により、筋肉の緊張をゆるめます。

揉捏法(じゅうねつほう)

指や手のひらで筋肉をつかむ・つまむように圧をかけながら動かしていく方法です。「ミルキングアクション」と呼ばれる動きや手法と共通するところがあるかと思います。筋肉の血行を促し、老廃物を流す効果の高い手法です。

他者に治療してもらうときは、どの施術を受けているかを感じ取るようにする

整体やマッサージでも、病院でも、薬を飲むときも、他者の力で治療してもらうときは、どの部分にアプローチしている治療なのかを感じ取り、しっかり理解した上で治療法を選択するようにしましょう。

すべてを人任せにしてはいけません。自分の体は、自分の責任で、大切に扱いましょう。

日本では「自分の感覚を信じないで、プロに任せなさい」などという教育をされることが多いです。それでうまくいっているなら良いでしょう。しかし、違和感があるのなら、勇気を出して変えていくのが良いでしょう。

とはいえ、過信も盲信もいけません。また、自分のやり方を人に押し付けないようにしましょう。人それぞれ、最適なやり方は異なるかもしれません。しっかり気づきを働かせて、より健康な心身へともどっていく、自然なやり方を選べるようにしていきましょう。

セルフケアに活用する

セルフケアを行う際も、どの対象にアプローチしているのかを意識しながら行うと良いでしょう。

凝っているからといって、力強く押せばよいというものではないということは、上記を読んでいただければ理解できたと思います。

症状と原因に気づきを向けて、適切な処置をして、さらに原因が生じないような根本的な心身の癖の改善を行っていくと良いでしょう。

筋肉や筋膜へのアプローチを行うセルフケアでは、手を使っていると疲れてしまうので、自重をうまく活用します。テニスボールや下記のような器具を使うことが多いです。

フォームローラーやストレッチポールもうまく活用すると良いでしょう。

 

また、根本的な原因は、肉体よりも思考や感情にあります。

いろいろな手法を試しても、なかなか治らない症状があるときは、自分の思考や感情の癖に気づくために「瞑想」もセルフケアに取り入れてみましょう。

瞑想・マインドフルネス入門

プライベートクラスでは、これらの施術とヨガ・ピラティスなどのセルフケアを組み合わせてレッスンを行うことも可能です。

ヒーリング整体とヨガ&ピラティス

参考文献

筋膜リリース・ロルフィング

クラニオセイクラルセラピー

トリガーポイント

リンパマッサージ

経絡・経穴・鍼灸

気の体(エーテル体)、霊的治療

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

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