もともと音楽を作っていたこともあり、ヨガのレッスンやヒーリングにいろいろな楽器を試して取り入れています。
一番よく使うのは、左から2番目の小さめのシンギングボウルですね。最近クリスタルボウルも使い始めました。
音を聞くと、なぜ心身に影響があるのか?
簡単に考えると、震えるマッサージ機をあてれば筋肉が震えて体がゆるみます。音や色もまた振動なので、振動を受ければ体の器官は変化します。心地よい振動を受ければ気持ちよく感じますし、よくない振動を受ければ不快に感じます。
マッサージ機のような大きな振動でなければ物質は変化しない・強い力でマッサージしないと筋肉はほぐれない、と思い込んでいたら、この話は最初ピンとこないかもしれません。
心も体も、微細な振動、聞こえない音、無意識に聞いている音、紫外線や赤外線など見えない光、いろいろなものに影響を受けています。なかなか治らない症状などがある場合は、そういったものに気づく必要があるかもしれません。気づかない間に、心地よくない光や音を受けていて、ストレスが溜まっているということもありえます。
すべてのものには固有振動数があり、共鳴します。意識や心もまた、微細な物質であると考えれば、心地よい音を聞けば共鳴して動き出すはずです。
内分泌腺・ホルモンや脳の働きなどは、まだまだ科学で分かっていないことが多いですが、特定の内分泌腺に共鳴する音があるとするなら、ホルモンのバランスをとり、心身を整えるために音や色が活用されるというのは、あやしい魔法ではなく自然なことであると思います。
シンギングボウルや弦楽器のように倍音をたくさん含む音がよい、とされているひとつの理由は、意識や心といった微細なものの振動数はとても高く、そういう次元にアプローチするには、肉体の耳と脳では聞こえないくらいの高い音が必要であり、聞こえないくらいに高いところで鳴っている倍音が有効に働いているからと考えることができます。
どんな音が心地よいのか、それはその時々によって異なるかもしれません。
ソルフェジオ周波数など、チャクラに関係する音など諸説ありますが、重要なのは自分の感覚です。
今、心地よいと感じる音を聞きましょう。