通り池の情報
通り池は、下地島の北西、下地島空港の滑走路と海との間にある、2つの円形の大きな池です。
「下地島の通り池」として、2006年7月28日に国の名勝及び天然記念物に指定されています。
2つの池は下でつながっており、また海ともつながっていて、ダイビングも可能なようです。
通り池を訪れた私の所感
通り池を訪れたきっかけ
先日紹介した大神島をメインの目的地として決めたものの、宮古島周辺で他にどこを巡るかは決めていませんでした。
宮古島だけでなく伊良部島・下地島も含めてパワースポットを調べていたときに通り池を知り、少し興味を持ちましたが、宮古島周辺で一番端のほうにあるスポットなので、いくべきかどうか少し迷っていました。
よくネット上で紹介されている写真は、1つずつの池しか写っていないものがほとんどです。それらを見ているだけだと、なるほど綺麗だなーくらいにしか思わなかったのですが…いくつかの記事で、2つの池を同時に写した写真とともに「通り池は『龍の目』とも呼ばれている」という紹介をしているのを見つけて、目の研究を続けている私には急にピンときたので、行くことに決めました。
確かに2つ並べてみると、全てを見通すような、深く透き通った青い目のようにも見えます。
2024年2月15日 訪問
宮古島から原付で伊良部大橋を渡り、伊良部島の渡口の浜で少し景色を楽しんだ後、午前11時前ごろに通り池の駐車場に到着。観光バスもとまっていて、観光客も結構いました。
駐車場から、林の中の道を5分ほど歩くと、通り池につきます。
入口に石碑と東屋があり、それぞれの池に向かってベンチが設置されています。
2つの池の間に遊歩道が通っていて、その先は行き止まりになっています。
右に見えるのが、海側にあり少し大きくて深い一の池。
左に見えるのが、陸側にある二の池。
なのですが、見に行ったときは、どっちがどっちなのか、どう並んでいるのかは知らずにいました。また、地図上でこの遊歩道と池がどういう関係性で並んでいるのかも把握していませんでした。
さて、これが目なのだとしたら、どちらが右目でどちらが左目なのか。そして「眉間」には第三の目があるのでは。などと考えながら、ちょうど真ん中を通っている遊歩道で佇んで観ていました。
下の写真は、一度池の間を通り抜けたところから東屋のほうを振り返った形です。このへんが眉間に当たるのかな?と思って立ち止まって観ていましたが、なんだか違和感がある。
進んできた方からみて、ここが眉間なのではと最初は思いこんでいたのですが、逆なのでは?という感覚がありました。
ということは、この位置ではなく、東屋の少し先のあたり?
あ、つまりさっきのこの先ですね…めちゃくちゃ草が生えてますね…。これをかき分けて入っていくことまではしませんでしたが、どうもこのあたりに何かを感じました。
この記事を書いているときにようやく地図と照らし合わせてみましたが、遊歩道は北から入っていく形になっているようでした。
このあたりに、なにかあるのかもしれませんね。
いずれにしても通り池の深い青色は、「澄んだ目」を想起させます。
その目は、海の底から空を観ているのか、空から海の底を観ているのか。
通り池へのアクセス
宮古島からは伊良部大橋を渡って左折、伊良部島の南側の海沿いを通り、乗瀬橋を渡って下地島の西側へ。
広い無料駐車場があります。駐車場から、5分ほど歩いて通り池に向かいます。