- 高橋陽介 : こんばんは、最近読まれている記事のことなどについて、雑談していきます。
- 高橋陽介 : 全体的には、アシュタンガヨガ関連の記事や、クンダリニー・タントラ関連の記事がよく読まれているようです。
- 高橋陽介 : 暑い季節ですが、アシュタンガヨガで汗を流すのも良いかと思います。
- 高橋陽介 : ただ、汗をかくのが嫌いだったり、暑いのは嫌という人のために、クールダウン30minのクラスを昼に用意しています。
- 高橋陽介 : 夜は陰ヨガや陰ヨガ&ピラティスのクラスなどを用意していますので、佃スタジオに来られている方はそのあたりを選んでいただければ良いかと思います。
- 高橋陽介 : 「暑い季節のセルフケアクラス|汗をあまりかかない適度なヨガ・体の熱を下げる呼吸法など」https://flareplus.com/78788
- 高橋陽介 : 「暑さ対策・夏バテ対策・湿気対策、梅雨から夏にかけてのセルフケアまとめ」https://flareplus.com/78694
- 高橋陽介 : 暑さ対策についての記事もいくつか過去に書いてきましたので、↑のページにまとめてあります。
- 高橋陽介 : シータカーリー呼吸法などはわりとどこでもできますし、有効な暑さ対策になります。
- 高橋陽介 : 「シータカーリー・プラーナーヤーマ(シートカーリー・プラーナーヤーマ)の効果・やり方」https://flareplus.com/4546
- 高橋陽介 : 暑いのであまり体を動かしたくないという人は、瞑想や呼吸法などを練習しても良いかもしれませんね。
- 高橋陽介 : クーラーと外気の温度差などで自律神経のバランスが崩れている人は、呼吸法や瞑想(観想)で整えることに時間を使うと良いかと思います。
- 高橋陽介 : イメージを使った瞑想法を観想などと呼びますが、気の流れを整えたりするために重要なワザになります。
- 高橋陽介 : クンダリーニヨガの行法の中にも、イメージを使ったものがたくさん出てきますね。
- 高橋陽介 : シンプルで効果的なものとしては、「軟酥の法」なども試してみると良いかと思います。
- 高橋陽介 : 「軟酥の法 〜万病を治す?白隠禅師の瞑想法〜」https://flareplus.com/9104
- 高橋陽介 : ちなみに自律神経を整える重要な呼吸法として、アヌローマ・ヴィローマあるいはナディ・ショーダナ(片鼻呼吸法)がありますが、
- 高橋陽介 : アヌローマ・ヴィローマは左から吸って右から吐く・右から吸って左から吐く、というように交互に往復して行っていくやり方で、陰陽のバランスを整えるために有効な呼吸法になります。
- 高橋陽介 : 右から吸って左から吐く、という一方通行の流れだけで行う場合は「スーリヤ・ベーダナ(太陽の呼吸法)」などと呼ばれ、体を温めて活性化させる方向に向かう呼吸法になります。
- 高橋陽介 : これは交感神経に関係しているように思えます。
- 高橋陽介 : 反対に、右から吸って左から吐くという呼吸法を「チャンドラ・ベーダナ(月の呼吸法)」として扱われることもありますが、こちらのほうは単独ではあまりやるべきではないとする流派もあるようです。
- 高橋陽介 : 体を冷やして非活性化する方向に向かうようになりますが、ここでポリヴェーガル理論を考えてみると良いかと思います。
- 高橋陽介 : ポリヴェーガル理論では、副交感神経を背側と腹側の2つにわけて、非活性な状態と、リラックスしているけれど活動的な状態、というように分けています。
- 高橋陽介 : 交感神経のアクティブな状態と合わせて、3つの状態のバランスがあるということになります。
- 高橋陽介 : この考え方は、ヨーガにおけるラジャス・タマス・サットヴァの3つに共通するものを感じます。
- 高橋陽介 : ラジャスに傾きすぎず、タマスに傾きすぎず、バランスが取れていて活動的な状態、をつくるために、両方の鼻をバランスよく使うというのが一つの鍵になっているように思えます。
- 高橋陽介 : 鼻だけでなく、目や耳や腎臓や肺や性腺など、左右一対になっているものは、全てそういったバランスを左右しているようにも思えます。
- 高橋陽介 : その中で、一番コントロールしやすいのが、鼻なのかもしれません。
- 高橋陽介 : クーラーで乾燥したり、夏風邪が長引いたりして、鼻がうまく機能していない人は、ネティ(鼻洗浄)なども行って、しっかり呼吸できるようにしておくと良いかと思います。
- 高橋陽介 : 「ネティ(ネーティ・ジャラネティ・鼻洗浄・鼻うがい)のやり方」https://flareplus.com/848
- 高橋陽介 : 「アヌローマヴィローマプラーナーヤーマ(ナディショーダナ・片鼻呼吸法)の効果・やり方」https://flareplus.com/1415
- 高橋陽介 : バランスが大事とは言いますが、人間が生きて行動する上で「偏り」は必要なものなので、「偏り」を根絶すべしなどと思わなくても良いです。
- 高橋陽介 : 偏って、いろいろな行動をして、経験をして、またニュートラルに戻れるという柔軟性とバランス感覚があるのが、良い状態かと思います。
- 高橋陽介 : たとえば、寝る前などに一度ニュートラルに戻れていると、睡眠の質も上がって、朝の目覚めも良くなるかと思います。寝る直前まで交感神経が優位になっていたりすると、睡眠の質も下がりますね。
- 高橋陽介 : ニュートラルにもどるために、体はヨガやストレッチをするなどして、心は瞑想をするなどしておくのが良いでしょう。
- 高橋陽介 : 「どのくらいやったらいいですか?」とよく聞かれますが、1分でも効果はありますし、正しくやれば、やっただけ効果は高まります。
- 高橋陽介 : 毎日1分でも、一瞬でも、ニュートラルに戻ろうという気持ちがあるだけで、偏り続けていた体と心は結構変わってくるかもしれません。
- 高橋陽介 : なにかを習慣にするには、なにかをやめなくてはならないかもしれませんが、その「なにかをやめる」のほうが実は本質的に進化へ向かっているのかもしれません。
- 高橋陽介 : 様々な偏り・経験を経たうえで、要らないものを少しずつ手放して、シンプルな方へ。
- 高橋陽介 : 煩悩を手放して気づきを磨き、やるべきことを悟って、そこに集中する。
- 高橋陽介 : そんなようなことを、体を使って実践しているのがヨガなんでしょうね。
- 高橋陽介 : それでは今日はこのへんで。
ヨガ雑談チャット 2025.06.29.22:30-23:00
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