自発的であることと共に、自然であることを意識してみます。
清々しく自分らしく生きられるようになったとき、周りの自然の中では、それぞれの存在が、それぞれの役割を果たしていることに気づくようになります。
人間も、自然の一部です。もちろん自分自身も。
それぞれの役割が、つつがなく果たされるとき、自然は美しく流れます。
それぞれの役割は、それぞれが気づいて、自発的に行われるのが自然です。
水は地形に沿って流れて溜まり、植物は環境にあわせて成長し花を咲かせます。
そんな自然の流れが、少しずつみえてくるようになります。
自然の流れは、個人の力でコントロールするのは難しい。
でも、自然のなかでうまいこと振舞うことはできます。
台風が近づいてきたら、いくら文句を言ったところで止めることはできませんが、対策することはできます。
寒すぎる地域に住んでいて、それが苦痛なのであれば、移住することもできるかもしれません。
仕事や学校がいやなら、別の道があるかもしれません。
ただ、どうしようもない自然の流れに対しては、ぐるぐる考え続けないこと。
自然の流れに逆らおうと考えれば、出口のない悩み苦しみの中で迷い続けて、心を壊します。
暴飲暴食したり、薬を使いすぎたり、動かない方向へ関節を動かそうとしたりすれば、体を壊します。
心も体も、不自然なことをしないようにしていきます。
人間も自然の一部、自分も自然の一部。コントロールしようとするのではなく、流れの中でうまいこと振舞えるように、より大きな観点で自然を感じ取れるようになっていきましょう。