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シュッディ(シュッダ) shuddhi/shuddha

梵:शुद्धि shuddhi (形容詞: शुद्ध shuddha)
英:pure, cleanliness, paying off, inocense…

日:浄化

シュッディ(シュッダ)の意味

シュッディ(シュッダ)とは、「浄化」などの意味の言葉。シュッディが名詞、シュッダが形容詞となる。

ヨーガには様々な浄化法があり、シュッディという言葉が用いられている行法がある。

ナディ・シュッディ

体内にあるエネルギーラインである「ナディ」を浄化することは、心身を正しく機能させる上で重要であし、「ナディ・シュッディ(ナディの浄化)」という言葉がよく用いられる。

ナディ・シュッディ・プラーナーヤーマ、あるいは同様に浄化などの意味を持つ「shodhana ショーダナ」を用いてナディ・ショーダナ・プラーナーヤーマと呼ばれる行法がある。

これは片鼻呼吸法などとも呼ばれ、片方ずつ指で鼻孔をふさぎながら行う呼吸法であり、一定の長さで呼吸する規則がありアヌローマ・ヴィローマ・プラーナーヤーマなどとも呼ばれる。

ヴィシュッディ(ヴィシュッダ)チャクラ

喉に位置する第5チャクラ、「ヴィシュッディ(ヴィシュッダ)チャクラ」にも、シュッディ(シュッダ)の名前が用いられ、強い浄化の意味が込められている。

ヴィシュッディ(ヴィシュッダ)チャクラは「浄化のセンター」あるいは「ネクター(アムリタ・霊薬)と毒のセンター」としても知られ、後頭部のビンドゥから落ちてきたネクターがここで純粋な部分と毒の部分に分かれると言われる。毒は捨てられ、純粋なネクターが体に栄養を与え、これが健康と長寿をもたらすと言われている。

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