妊婦さん、とくに妊娠後期の方は、お腹を支えてまっすぐ立つために腰が常に反りやすく、とっても疲れるそうで。
腰を伸ばしたくても、どうやっていいかわからないので疲れをためてしまっていることが多いようです。
かといって普通に前屈をして腰を伸ばそうとすると、お腹を圧迫してしまうので難しいですね。
そんなときにもヨガは、体を楽に使うためのヒントをたくさんくれます。
マタニティヨガは、太陽礼拝も足を開いた状態で行ったり、うつ伏せのポーズがなくて骨盤を開くためのポーズが入ったり、妊婦さんにやさしいポーズになるようなアレンジをしながら行います。
中でも人気があるポーズは、膝を開いたチャイルドポーズ。
すごくシンプルなので、コツもそれほど必要ありません。膝を開いて、そこにお腹をおろしていくようにするだけ。体調やお腹の大きさなどに合わせて、つま先を立ててかかとにお尻を置いて行う形も選べます。
ゆるやかに腰・背中・脇・肩が伸びて、骨盤も開きます。
ヨガの先生はいろんなポーズの中から、どれをレッスンで使おうかなーと日々考えていますが、思わぬシンプルなポーズがとっても気に入ってもらえたりすると嬉しいものです。
もしレッスンを受けて気に入ったポーズがあったら、おしえてくださいね。
オープンクラスではまだマタニティクラスはご用意していませんが、出張レッスン・プライベートクラスなどで行っています。
通常のチャイルドポーズ(バラーサナ)は下記の記事で解説しています。
≫バラーサナ(チャイルドポーズ)〜リラックスポーズの代表、自分に合った形で〜