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私の、クンダリーニヨガ(クンダリニーヨーガ)との関わり方

私の、クンダリーニヨガ(クンダリニーヨーガ)との関わり方

また長くなりそうな企画を始めてしまったわけですが

「クンダリニー・タントラ」を読み進めるという、また長いことかかりそうな企画を始めてしまいましたが、以前ヨーガスートラの解説を長期間に渡って一気に書き上げたときのような、不思議な力を最近感じています(とか言いながら途中で息切れするかもしれませんが)。

サティヤナンダ氏や本山博氏の本からはたくさんのヒントをいただきました。

私は彼らの直接の弟子でも信者でもないので、実際のところは「クンダリニー・タントラ」や「密教ヨーガ」に示されている修行法を正確に実践しているわけではありません。ただ、自分なりに研究と実践をしている中で、共感できる部分が多く、書籍としてとても良くまとまっているため、紹介させていただいています。そういう意味では、研究者と実践者の両方の立場から客観的に見ている感じです。

クンダリニーやチャクラについては、私は実感を伴って「この世界に存在する」ものだと思っています(この世界自体が幻なのか、という話はまたいずれ)。それらは普段は眠っていたり弱っていたり、人によっては強すぎるものがあったり様々な状態があり得るようです。意図的に覚醒させるには、いろいろな道がありますが、基本的な考え方は共通するものを感じます。それらは、各研究ページにもまとめていっています。

そういった「見えないもの」に意識を向け始めたのは、ヨガのポーズを練習したりセルフケアを実践したりする中で、調子が良いときがあってもまたすぐいままでの「癖」にとらわれた状態に戻ってしまうのは、なぜだろうか?どうしたらそれを改善できるのか?といったところを考え始めたのがきっかけだと思います(何年も前の話ですが)。

おそらくそれは肉体以外の、意識体のようなものに原因があるのではないかと感じるようになり、そこにアプローチしなければ根本的に癖や持病などを直していくのは難しいであろうと思いました。

そして研究していく中で、ハタヨーガやチベット密教の行法を調べたり、インド発の概念であるけれども神智学のように欧米の人々も真剣にクンダリニーやチャクラを研究しているのを知ったり、気功・仙道の小周天やそれに関連する経絡や経穴など、あるいはグルジェフ氏やサマエル・アウン・ベオール氏などの行法もみていくうちに、様々な分野で共通するものを感じました。

いろいろ研究した結果、私自身が実践しているのは、独自のやり方ということになるかと思います。それを流派として確立するべきかどうかはまだわかりませんが。また、クラスとして「クンダリーニヨガ」をやるかどうかは、人々の気づきのレベルによるかもしれません。プライベートクラスでは、それぞれの気づきのレベルに合わせてそのあたりの話もしますが。

ところで「クンダリーニヨガ」というものは、アシュタンガヨガやシヴァナンダヨガのように決まった行法があるヨガの流派というわけではないようです。

実際、YouTubeでも「Kundalini Yoga」で検索すると、世界中の様々なやり方が出てきます。もじゃもじゃターバンのインド人だけでなく、ムキムキの欧米人の人々も実践しているようです。むしろアメリカなどでは日本よりもクンダリーニヨガが流行っている感があります。

少し前までは「クンダリーニヨガ」で検索すると、オウム関連の情報がよく出てきました。日本でクンダリーニヨガが流行らないのは、行法や基本理論の宗教っぽさも影響しているかもしれません。そういう怪しさも感じさせてしまうので、私はあまりクンダリニーやチャクラなどの話を一般向けに記事にすることは少なかったのですが、そろそろかなという流れを感じたので、今回「クンダリニー・タントラ」を読み進める形で紹介することにしました。

私は誰の信者でもないですし、この本の行法を絶対にオススメするという立場でもありません。ただ、先程書いたように根本的なセルフケアや、長年なおらなかった心身の癖や持病をなおすためのアプローチとして、「見えないもの」を感じ取るためのヒントをつかんでもらえたら良いかなと思っています。

読み進めていく上ではだいぶ先になるかと思いますが、第3章で紹介される行法には、ハタヨーガでみたことのある行法やアーサナがたくさんでてきます。サティヤナンダ氏や本山氏の一連の行法を最初に見たとき、いろんなヨガの技法を組み合わせて覚醒に至る、いままでやってきたいろいろなヨガの集大成のようでいいかもしれないなと思いました。

おそらく一般的なヨガスタジオで行われている「ヨガ」とはかなり異なる世界が描かれていきます。ヨガとは結局何なのか?ということに興味がある方にも、なにかヒントになれば幸いです。

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

高橋陽介

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