太もも裏・おしり・股関節、頭・首・肩、固まっていますか?
体に関すること、心に関すること、様々な健康問題を抱える現代社会。
オフィスワーカーが抱えるほとんどの健康問題の根本的な原因は、間違った姿勢をとり続けていることにあります。
椅子には坐らないほうがいい?
極端な話、椅子にはなるべく坐らず、地べたに坐ったほうが、健康には良いでしょう。
椅子自体に罪は無いのですが、
「椅子は人間に間違った坐り方をさせてしまいやすい」
ということです。
その理由としては
- 高さがあっていなくても、なんとなく坐れてしまう
- 骨盤・股関節が整っていなくても、なんとなく坐れてしまう
- 背もたれに頼ってしまう
といったところかと思います。
椅子の悪い坐り方による悪影響
椅子に悪い坐り方をし続けた結果、以下のように悪影響があります。
- 太もも裏が固くなって血行が悪くなり、足の冷え性につながる
- 股関節が固くなって、下半身がむくみ、生殖機能に悪い影響が出たり、歩きにくくなったりする
- 骨盤が傾いて、身体全体のバランスが悪くなる
- 腰への負担が大きく、腰痛につながる
- 背もたれを使いすぎると腹筋が弱くなり、おなかがたるむ
などなど挙げていけばキリがないのですが、おそらく身に覚えのある方も多いかと思います。
私もたーくさんの坐り癖がありましたし、今でもまだ直そうとしている癖が残っています。
癖は、早めに見つけて直すのが一番です!(小中学生のうちから、ぜひ)
座り仕事による悪い癖を、チェアヨガで治す
本当は地べたに坐って、いろんな坐り方にきりかえて、癖がつかないようにするのが良いのです。
しかし、そうはいっても日本のほとんどのオフィスが椅子を使っている文化。
すぐに切り替えるのは難しいでしょう。
というわけで、椅子に坐りながらも
- 疲れがたまりにくい
- 身体が歪みにくい
- お腹のシェイプアップ
ができる習慣を、チェアヨガのポーズを使って身に付けていきましょう。
ヨガはただのストレッチではありません。
慢性的な肩こりや腰痛などの症状をなくし、そしてマッサージなどが要らなくなるように、基本的な身体の使い方・習慣を変えるためのトレーニングです。
椅子に坐ってこの記事を読まれている方は、いまからでも姿勢を改善していくことができます。
さっそく、基本の坐り姿勢から直していきましょう。