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冬のうちから、花粉症予防につながるヨガ・食生活

冬のうちから、花粉症予防につながるヨガ・食生活

溜め込まず、動いて、流しましょう

そろそろ花粉の気配を感じている方もいるようです。

春の花粉症は、冬にどんな生活をしたかによって、現れ方が変わってきます。

冬のうちから、花粉症予防につながるヨガ・食生活をしておきましょう。

花粉症予防のポイント〜自律神経のバランス〜

花粉症は主に、免疫機能の調節がおかしくなることによって起こります。

免疫が働きすぎることによって、花粉に対して過剰に反応してしまい、鼻水などいろいろな症状がでてくるというのが主な花粉症の仕組みです。

免疫機能を左右しているのは、主に自律神経と呼ばれる、ふつうは無意識に働くものです。

自律神経は、「働け!」「働くな!」などと意識的に制御するのが難しいのですが、ヨガや気功などにはそれをうまく働かせるワザがたくさんあります。

鼻に呼吸を通す準備

まず両鼻を空気がしっかり通り抜けるようにするため、鼻を通すツボ「鼻通」「迎香」などを刺激しておきましょう。

さらに鼻洗浄(鼻うがい・ネティ)をしておくのも良いでしょう。

≫鼻洗浄(鼻うがい・ネティ)のやり方

花粉症予防につながる呼吸

自律神経を整える呼吸法として、片鼻呼吸法をオススメします。

私の父は長年花粉症に苦しんでいたのですが、コレを毎日やっていたらかなり改善したようです(ただ、原因は人それぞれですので、どのワザが効くかも人それぞれです)。

一番簡単な方法を下記に書いておきます。

1)楽な姿勢で座り、まず右手を鼻の前に挙げて構え、両鼻から大きく一息、吸って、全部吐き出します。

2)右手の親指を使って右鼻を押さえ、左鼻から4秒かけて吸います。最初にたくさん吸いきらず、4秒全部かけて細く長く吸います

3)右鼻を押さえたまま、薬指と小指を使って左鼻も押さえ、1秒とめます。

4)右鼻を開き、8秒かけて吐き出します。吐くときも、一気にたくさん吐かないように、8秒全部かけて細く長く吐き切ります

5)そのまま右鼻から4秒かけて吸います。

6)両鼻を閉じて、1秒とめます。

7)左鼻を開き、8秒かけて吐き出します。

8)2〜7を5セットほど行います。

花粉症に関連する他の呼吸法などは、下記の記事で解説しています。

参考:花粉症を改善するかもしれない、自律神経を整えるヨガの呼吸法 〜切り替えを改善し、副交感神経を抑える〜

花粉症予防につながるヨガポーズ

自律神経は背骨に沿って伸びており、背骨を柔軟に動かせるようにしておくと、自律神経を整えることにつながります。

背骨を動かす簡単なヨガポーズをいくつか紹介しますので、気持ち良いと思えるものを続けてみてください。

波のような動き

キャットアンドカウ

ねじる動き

アルダマツェンドラーサナ

反る動き(後屈)

セツバンダーサナ(橋のポーズ)

側屈する動き

パリヴリッタジャーヌシルシャーサナ

その他、花粉症に関連するポーズは下記の記事で解説しています。

参考:花粉症を改善するかもしれない、背骨と自律神経を整えるヨガポーズ 〜柔軟性を取り戻し、歪みをなくす〜

花粉症予防につながる習慣・食生活

アーユルヴェーダの考え方では、下記に示すような習慣があると、花粉症の原因となる要素が体の中に蓄積していき、それが春になって気温が上昇したときに一気に吹き出てくることによって花粉症や鼻炎などの症状が現れるとしています。

花粉症の方だけでなく、普段から鼻水が多く出るような方は、以下のような習慣をなるべく避けることで改善につながるかもしれません。

  • 体を冷やす
  • 甘いもの・冷たいもの・脂っこいもの・重いものなどの食べ過ぎ
  • 汗をかかない
  • 動かない、怠惰な生活や思考
  • 物事に執着する

とくに食べ物には気をつけてみると良いと思います。

アーユルヴェーダのことなど、詳細は下記の記事で解説しています。

参考:花粉症を改善するかもしれない、アーユルヴェーダ的食生活 〜カパを下げる〜

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

高橋陽介

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