人生には色々な課題がありますが、それらを乗り越えたとき、同じことで悩んでいる人への道標になることができます。
私も、前屈も蓮華座も昔は全然できなかったので、元から柔らかかった人よりも親身になって教えられると思います。
右足を上にして脚を組んで受験勉強などしていたせいで、左脚はX脚、右脚はO脚、骨盤は右が前に出ていたし右肩は大きく下がっていたし、たーくさんの歪みがありました。
歪みを見つけると、自分が嫌になってしまったりすることもありますが、だんだんと「これは自分を変えるための重要な鍵」と思えるようになってきました。
今となっては、自分のためだけでなく、同じことで悩む人達のためにもなるので、歪みを見つけるのが楽しくなりました(普通の人にとっては、歪みは少ないに越したことはないのですが)。
見聞きした情報だけを伝えるのではなく、自分の体験を元に伝えるほうが、深みがあり、応用もできます。アドリブもききます。
ヨガに限らず、全てにおいて言えることですね。
ただ、人生の課題の中には、どうしようもないものもあります。
どうしようもないものに対して無理に挑むよりも、「どうにかできるかも?」と思える課題からチャレンジしていくのが良いと思います。
ヨガのポーズも難しいものがたくさんありますが、最初は全然ムリだと思っていたポーズも、経験を重ねていくうちに「できるかも?」と思えるようになっていくものです。無理に挑んだら怪我をしますので、自分を客観的に観られるようになる必要があります。
不思議なもので、自分の準備ができてきたら、今の自分にとってちょうどいい課題が現れてくるようです。
どうしようもないことにとらわれずに、ちょうどいい課題を見極めて、経験を重ねていきましょう。
そうしたら、誰かのためになる仕事が必ずできるようになります。