人は、自分で熱を生み出せるはずなのに、その働きがうまくいかなくなると体が冷えてきたり、あるいは実際は冷えていないのに「冷えている」と感じてしまうようになります。
熱がうまく生まれて、うまく末端まで巡って、体が冷えにくく秋冬も快適に過ごせるようになるためには、どんなことをしたらいいのか。
ヨガやアーユルヴェーダの考え方を元に、私が実践している方法をご紹介します。
この記事の目次
体を冷やす食べ物を避けて、体を温める食べ物を摂る
アーユルヴェーダの考え方では、ピッタ(火)が下がり・ヴァータ(風)&カパ(水)が過剰になると体が冷えやすくなると言われます(考え方には諸説あります)。
そのため、基本的にはピッタ(火)を高め・ヴァータ(風)&カパ(水)を下げるような食べ物を摂るようにすると良いかと思います。
ピッタを下げてしまう食べ物を避ける
×冷たいもの・脂っこいもの・甘いもの・重たいもの・鮮度の低いもの・作り置きしたものやレトルト食品・生野菜
白砂糖の入ったものを避ける、ということを一時期試してみていましたが、これは確かに色々と良い効果がありました。ただ、ほとんどの食べ物に砂糖は入るため、とっても難しいです。
砂糖を避けるようにしてしまうと、食べられるものがだいぶ限られてしまって、それも人生が面白くないかもしれません。なので現在私はあまり厳密に砂糖を避けることはしていません。
ストレスがなく楽しめる範囲で、食事の制限については人それぞれのスタイルで決めていけば良いかと思います。
ピッタを上げる食べ物を摂る
◯辛いもの・温かいもの
基本的には、温かいもの・スパイスの効いたものを摂ると良いでしょう(激辛は、ピッタが過剰になって消化器系の不調につながるので控えましょう)。
辛いものが苦手な人も、シナモンのように血行を良くするスパイスもあるので、好みに合わせていろいろ試してみると良いと思います。
シナモンはパウダーで持っておくと、トーストに振りかけたりヨーグルトやシリアルにかけたりして使いやすいです。
いろいろ比較した結果、味的には最近はこちらのシナモンが好みでリピートしています。
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体を温める代表的なスパイスはショウガですが、ショウガは生で食べるのと加熱して食べるのとでは効果が異なりますので、使い分けて考えましょう。
- 生のショウガ:殺菌作用があり、食中毒の予防などに有効(ジンゲロールという有効成分)
- 加熱したショウガ:体を温める作用がある(ショウガオールという有効成分に変化)
生のショウガは、鮮度の高い状態ですりおろしやスライスしたものが良いですが、簡単に摂るにはチューブで持っておいて、料理などに入れるのも良いでしょう。
加熱したショウガを簡単に摂る方法としては、乾燥ショウガパウダーを持っておくと、料理や飲み物にすぐ入れられるのでオススメです。
私はゆず茶にショウガパウダーを入れて飲んだりします。毎日飲むなら、↓こちらの韓国産柚子茶がコスパが良かったです。
その他、ドーシャと食べ物の関係性については、下記の記事も参考にしてみてください。
≫食物の6味と6性質 〜今の体質(ドーシャ:ヴァータ・ピッタ・カパ)に合ったものを食べる、アーユルヴェーダの助言〜

ドーシャについての解説は、下記の記事を参考にしてください。
≫ヨガの選び方・食生活などの指針となる「ドーシャ」とは(アーユルヴェーダ)

体を温めるヨガ
体を温める動きとしては、基本的には体幹も末端もしっかり動かすということが大切です。
また、前屈・後屈を深く行って、ヴァータ・カパを下げるようにすると効果が高まります。
同じポーズを行うにしても、やり方によって効果が異なってきます。雑に行ってしまうと、あまり体を温める効果が得られませんので、体幹をしっかり使うポーズを、少しゆっくりめのヴィンヤサで行い(意外とゆっくりしっかり動くほうがキツいものです)、長めにキープするのも良いかと思います。
太陽礼拝を行ったり、パワンムクターサナ1で全身を動かして準備したり、パワンムクターサナ2で体幹を使ったり、時間が許す範囲で、自分に合ったセットを行ってみると良いでしょう。太陽礼拝には、前屈と後屈の動きが入っているので、特に朝行うのがおすすめです。
体を温める呼吸法
ヴァータを下げるスーリヤベダナ・プラーナーヤーマ(太陽の呼吸法)、カパを下げるカパラバティがオススメです。
また、自律神経を整えるアヌローマ・ヴィローマも行っておきましょう。
順番としては、
が良いと思います。それぞれリンク先の記事でやり方を解説していますので、参考にしてみてください。
呼吸法についてさらに詳しく知りたい場合は、以下のページにまとめてあります。
参考:呼吸法入門




